ふるさと納税といえば米や肉を思い浮かべる方が多いと思いますが、はるママ家では子供が生まれてからベビー用品や家具など食べ物以外をふるさと納税で調達する事が多いです。
ふるさと納税制度とは
寄付できる上限額は決まっていて、寄付額のうち2,000円を超える部分が所得税と住民税から原則全額控除される仕組みです。(一定の上限はあります)
寄付できる自治体は?
ふるさと納税で寄付できる自治体は住民票のある自治体を除けばどこの自治体でもOKです。自分の生まれ故郷でも、一時的にお世話になった自治体でも、応援したい自治体でも!
はるママ家も過去に寄付をしてたくさん返礼品をいただいた高知県奈半利町が2020年7月23日付で指定対象外にする旨総務省から通達がありました。残念!
寄付できる上限額は?
控除上限額は収入や家族構成(扶養家族の人数)によって異なります。
払い損しないように予め控除上限額がいくらなのか計算しておく必要があります。
便利な計算ツールを使おう
ふるさと納税のポータルサイトでは便利な計算ツールがありますので、ツールを利用して控除上限額を計算するのがオススメです。
控除上限額シミュレーション
さとふる 控除上限額シミュレーション
楽天ふるさと納税 控除上限額シミュレーション
簡易版では収入と家族構成だけでざっくりの額を知る事ができます。
しかし住宅ローン控除や医療費控除など他の控除があったりすると変わってきますので簡易版ではなく詳細版でシミュレーションした方が良いです。
はるママ家では11月までに上限額の半分くらいまで寄付をしておき、12月のボーナスと最終給与が出る頃に滑り込み寄付をしています。
あまり年末ギリギリすぎると年内の寄付に間に合わない恐れがあるので遅くとも12月中旬頃には済ませておく方が良いです。
ふるさと納税をするには
直接自治体のホームページや特設サイトから手続きする事もできますが、ふるさと納税ポータルサイトを利用するのがオススメです。
それぞれ特徴がありますので自分に合ったサイトを利用してみると良いと思います。
楽天ふるさと納税
はるママは楽天経済圏で節約やお得生活を心がけているので(笑)楽天スーパーセールや楽天マラソンの時に楽天ふるさと納税の自治体を買いまわりの1店舗として利用しています。
ふるさとチョイス
夫名義のふるさと納税はふるさと納税ポータルサイトの老舗ふるさとチョイスを利用しています。ふるさとチョイスは取り扱っている返礼品が豊富なところが良いです。
さとふる
はるママはさとふるを利用したことはないですが、テレビCMを打っていたりするので知っている人は多いかと思います。
寄付金控除の申告が必要
え?寄付金控除?申告?なんだか難しそう・・・と初めての方がつまずくポイントになりそうですが、やってみればそれ程大変な事ではありません。
寄付金控除の申告方法は2種類あります。1つは確定申告、もう1つはワンストップ特例の申請です。
確定申告する
会社員は毎年会社が年末調整してくれるので、なじみのないものだと思います。
寄付金控除を受けるためには、原則として寄付した年の翌年3月15日までに住所地等の所轄の税務署へ確定申告を行います。
確定申告を行うと所得税と住民税の控除額が決まり、所得税分はその年の所得税から還付され、住民税分は翌年度の住民税から減額されます。
ふるさと納税ワンストップ特例の申請をする
確定申告する必要がない(1年目の住宅ローン控除や医療費控除などがない)給与所得のみの会社員で、ふるさと納税先の自治体数が5つ以内の場合は、ワンストップ特例制度を利用することができます。
ワンストップ特例制度は、ふるさと納税先の各自治体に申請することで確定申告が不要になります。
ふるさと納税するともらえる返礼品
各自治体へ寄付をするとお礼の品がもらえます。これを返礼品といいます。
数年前までは豪華な返礼品がたくさんあり寄付額の4割~5割程のものもありましたが、最近は総務省が目を光らせているので、返礼割合は送料込みで3割程度までとなっています。
寄付する側としては自己負担金2,000円でできる限り豪華な返礼品がもらえる自治体に寄付したいけど、そもそもふるさと納税の理念は地方創生ですからね。
お米や果物
「米」といっても精米、玄米、無洗米、いろんな種類があって扱っている自治体数も多いです。ふるさとチョイスで「米」で検索をかけると15000件以上出てきます!
例えば以下の条件で絞り込むと・・・
- 寄付金額 10,000円
- 決済方法 ネットバンク支払い
- 配送指定可能月 11月配達
該当数は160件になりました!
さらに「コシヒカリ」を選ぶと最終的には55件になります。この中には「米」だけではなくセットで野菜がついていたりするので一覧でざっとみて欲しい自治体の品を選べばいいと思います。
寄付金額10,000円のコシヒカリでネット決済できて11月に配達してくれるとなると、相場は5~6キロくらいですね。
同じように「果物」も。例えば「いちご」を選ぶと該当数は732件と出てきます。さらに以下の条件で絞ってみます・・・
- 寄付金額 10,000円以下
- 決済方法 ネットバンク支払い
- 贈答(ギフト用) のし対応・包装対応
すると該当数は11件になりました!
いちごのみだったりジャムとセットだったりいちごアイスだったりしますが、返礼品をギフト用に贈る事も可能です。
日用品・生活雑貨
ふるさと納税の返礼品は食べ物だけではありません!
日々の生活に欠かせないような日用品や生活雑貨も数多くあります。ティッシュペーパーやトイレットペーパー、文房具にタオルetc…高額ですが自転車やパソコンもあります!
ベビー・キッズ用品
子どもが生まれてからはベビー用品をふるさと納税で調達する事が増えました。
中でも満足度がとても高かったのは、ハイチェアとままごとキッチンです。
例えば「ハイチェア」が欲しいんだけど、ふるさと納税の返礼品として扱っている自治体あるかな?と思ったら、直接「ハイチェア」で検索をかけてみると42件該当しました。
安いものだと寄付金額20,000円からありますね。
今だと寄付金額95,000円ですが、自己負担金2,000円で手に入るってものすごくお得ですよね!
ちなみに楽天市場で検索すると送料込み28,500円くらいします。ぴったり95,000円の3割になりますね。
ままごとキッチンはその地域の職人さんが1つ1つ手作りされているものだったので事前に実物を確認していませんが、ホームページを確認したり特集記事を読んだりして情報収集しました。
まとめ
賛否両論あるふるさと納税ですが、はるママ家では今後も積極的に利用していきます。最近は悪いところに注目されてしまっていますが、地方創生という意味ではふるさと納税をする事によって、今まで知らなかった地域の特産品を知れて、美味しかったら今度はデパートやアンテナショップで買ってみよう!と思ったり、自然災害で被災した地域へふるさと納税する事によって復興支援ができたりします。
自分がいま住んでいる自治体へ納める税金が減ってしまうという懸念もありますが、ふるさと納税できる上限額は自治体へ納める住民税所得割の2割なので。他に色々と受給カットされている手当と比べたらふるさと納税分くらいは許してよと思っています。